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2020年 5月 27日 キャンパスライフ~明治大学文学部~

こんにちは!明治大学文学部の青木玲音です!

大学のキャンパスとカリキュラムを紹介するこのコーナー、今回は明治大学文学部についてご紹介します!

 

明治大学の文系学部(国際日本学部を除く)は大学1年から2年までを『和泉キャンパス』で過ごします。

最寄駅の「明大前」駅は世田谷区に位置しますが、キャンパス自体は杉並区にあります。新宿や渋谷といった都心へのアクセスの良さもさることながら、住宅地の静けさとキャンパスの広さ、快適さを兼ね備えたキャンパスは明治大学の自慢です!緑豊かなキャンパスで過ごす生活はとても気分のよいもので、授業や課題に疲れた時には中庭で休憩することもできます!

 

明治大学の『和泉キャンパス』は、学部ごとに建物が決まっているわけではなく、基本的に全ての教室を授業ごとに振り分けて使用しています。そのため、他学部の学生と交流ができるのも特徴です!

 

さて、ここからは少し専門的な話をします。ズバリ、『文学部』について、です!

『文学部』と聞くと、みなさんはどのようなイメージを持たれるでしょうか??

・本を読むところ?

・なんか静かそう、、、

・ザ・文系って感じ、、、

私自身は文章を書くことが好きで、そのことから文学部を志したわけなのですが、正直、上記のようなイメージをずっと持っていました。しかしながら、上記のようなイメージはあくまでも”イメージ”です!実際に入学して学び始めるとそのことがよく分かります!

まず初めに、文学部の授業において「本を読む」という授業は基本的にはありません。原則的なスタイルは「授業前に読んでくる」であり、授業時間中はその文献やテクストを前提として教授の講義を受けたり、議論を重ねたりします。なんだか面倒な気もしますが、このスタイルは基本的に他の学部でも同様です。大学では情報を自分で収集し、判断することが求められます。よって「スタートラインを合わせる」ような措置は取ってくれません。文学部においても、(明言はされませんが)「授業に必要な情報は、予習してきなさい」というメッセージを感じながら、学習していくことが求められるわけです。「本を読むことに付随するあれこれ」を研究するのが文学部なだけであって、どの学部に入っても本は読むことになります。学問とはそういうものです(笑)。

文学部の話に戻ります。「本読むのは苦手だしな、、、」と感じる方もいるかもしれません。ですがここで少し考え方を変えてみましょう。先述の通り、文学部では授業時間に本を読むことはしません。しかしこれは逆に言えば「本を読むスピードは問われない」ということになります。一斉に「よーい、どん」で読み始めることがない分、読む速さは関係ありません。つまり、いくらでもフライングが許されるというわけなんです。本を読むことが苦手な方も、じっくり時間をかければ読み方も変わってきます。読み方が変わってくれば、そこには今までにない新しい発見があるはずです。「本が嫌いだから」「本は少し抵抗あるな、、、」と感じる方も、受験前から拒絶するのではなく、じっくりと考えてみるのが良いのではないでしょうか??そこに「学びたい」「知りたい」「研究したい」ものがあるのなら、目指す価値は十分にあります!

続いて学部の雰囲気についてですが、これも入学してみると違いに気づきます。文学部とは文字通り「文学について研究する」が基本の考え方ですが、ひとえに「文学」と言ってもその種類は様々です。明治大学の場合は『文学科』『史学地理学科』『心理社会学科』の3つに学科が分かれており、さらに各学科の中で専攻に枝分かれしていきます。「本を読む」と聞いてみなさんが真っ先に思い浮かべるであろうものはおそらく『文学科』の範疇であり、学科によっては多くのフィールドワークを行ったり、実験を行ったりと座学に留まらない講義が展開されています。よってアクティブな学生も多く、静かな印象の方ももちろんいますが、様々な人と交流ができます。文学好きの人もいれば、そうではなく他の分野を好む人もいて、多様な価値観に接することができるのは、大きな魅力ではないでしょうか??

『文学部』というのはあくまでも学部の名前。本当に見るべきは、「学科」から後ろの内容で、「そこで何を学ぶのか?」をしっかりと自分で調べて、掘り下げていくことが大切です。他学部にも言えることですが、「実態は外からは見えにくい」ことを自覚しながら学部選びを進めていきましょう!”イメージ”だけで全てを決めてしまうのは、もしかしたら性急かもしれません!(笑)

 

東進ハイスクール荻窪校では、様々な大学・学部の担任助手が現役で合格を掴みとり、校舎で日々指導を行っています!

大学について、学部について、わからないことは積極的に聞いてみましょう!大学受験は情報戦です

「知らない」ことは恥ずかしいことでもなんでもありませんが、「知ろうとする努力をしない」のは恥ずかしいことかもしれません。わからないことがあるのは当たり前。だって、人生初の大学受験だから。

私たちスタッフも全力で応援します!なんでも聞いてくださいね♫

(文学部のことについては書き足りないので、この続きは校舎でお話します!(笑)気軽に声をかけてくださいね♪)

 

以上、担任助手の青木玲音でした!